愛猫さんを失いペットロスになってからある程度の期間が過ぎ幾分か落ち着いてきたら、あなたがペットロスの状態であることを知らない人と普通の一般的な話をしてみるのも良いと思います。
あなたが落ち込んでいることを知らないので、普通の対応で会話をしてもらえます。日常の感覚を取り戻すことで気づくことも沢山あります。
多くの書籍やサイトなどでも勧められていますが、Baabaの実体験でも納得の行動の一つです。
何事も一点集中が過ぎると病的になります。ゲームでも賭け事でも同じですよね。ペットロスも視野が狭くなるので、周りの世界を見る目を失うと病的な部分が強く出るようになって辛さや苦しみが深みにはまってしまいます。
「そんなの逃避じゃない!!」「亡くなった子に失礼よ!!」「自分にはあの子が何より大切な存在だったのよ!!」など、色々な思いが巡るかもしれません。それは、よ~~く分かります。
でも、広い視野を持つと言うことは飼い主さんが亡くなったペット(家族)を大切に思うことと何ら矛盾することではありません。むしろ、広い視野で飼い主さんとペットとの関わり合いを見つめ直すことで、多くの気づきがあるはずです。
気づきが無ければ、亡くなった子も浮かばれようがありません。
「普段の生活を取り戻すことで、常に一緒にいることが出来るようになる。」このこともペットロスを乗り越えるための書籍やサイトで目にする言葉です。
初めは「そんなこと言われても無理」という思いが強くありました。でも、次第に買い物に出かけたり外出する際に一緒にお外にお出かけしているような感覚になる時が増えました。
Baabaと一緒に暮らすようになってからはお外には出してもらえなかったZaviiですが、今では自由にどこへでも出かけることが出来ます。そのことを喜んでいる、Baabaと一緒にお出かけできることを喜んでいるような感覚になることが増えています。
まあ、そんなことを言うと頭がおかしいと思われるかもしれませんが、映画「E.T.」に出てきたセリフの「ず~~っとここにいるよ💛」と同じ感じです。それはきっと、深い苦しみや悲しみが温かい幸せと感謝の想い出に変わっていく過程なのかもしれません。