猫の脳化指数は高い?

脳化指数とは

 脳化指数(のうかしすう、英語:encephalization quotient、略称:EQ)とは、脳の重さと体重から、式

[EQ] = [定数] × [脳の重量] ÷ [体重]2/3 で算出される値である。体重が大きいほど脳も重くなる傾向があるため、それが補正される。動物の知性の指標として、ハリー・ジェリソンが1973年に考案した。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 もちろん、このハリー・ジェリソンさんが1973年に考案した『脳化指数』という考えが知能を考えるうえでパーフェクトな理論でも考え方でもありませんが『脳化指数』で猫を捉えた場合猫(0.12%)、犬(0.14%)で人間の近くにいる動物のなかではトップレベルの賢さだそうです。

 ちなみに、人間で言えば2歳くらいの脳化指数とのこと。人間の2歳も個人差がかなりありますが、それにしてもなかなかの賢さですね。

「猫は知能が低い」と誤解される理由

 ペットとして飼われることの多いネコとイヌは何かと比較されてしまいます。猫と違い犬はいろいろな芸を仕込む人がいたりします。例えば「お座り」「お手」「待て」などです。芸をすることが出来る犬は猫より賢いと思われがちです。でも、猫が犬のように人間の指示通りに行動しないのには猫の性質が関係してしました。

 哺乳動物学者の今泉忠明先生によると、『猫は本来単独で暮らし、自分の事は自分で決める。「誰かの命令に従う」「誰かが喜ぶことをする」という概念がない。』そうです。

「自分の事は自分で決める」

なんか、カッコよくないですか?
Baabaは改めて『猫って凄い!!!』って思っちゃいました。
人間なんて、自分で決めているような気になっているだけで、実にはテレビのCMやネットでの拡散情報やYouTubeで出てきたお薦め動画やCMに影響されて、気が付かないままに購入する物を決めてしまったりしませんか?
なのに、猫は自分自身で決めている。ある意味見習いたい生き様です。

猫の賢さに気づく時

 猫を飼っていると、猫の賢さに驚かされる飼い主さんも多いことかと思います。

例えば
  •   飼い主の行動をまねて、ドアを開ける
  •   病院に連れて行こうとキャリーバックを出すと一目散に逃げる
  •   飼い主が外出して帰ってくると足音でわかり、飼い主に話しかけてくる
  •   一緒に飼っている猫を探してきてと頼むと連れて帰ってくる
  •   飼い主が具合が悪いと寄り添ってくれる

等など、もっとたくさんの経験がある飼い主さんがおられると思います。

皆さんが気が付いた『猫の賢さ』は何ですか?
我こそはという方、問い合わせフォームから是非お知らせください。お待ちしています(^^♪