【ペットロス症候群とは】
Wikipediaによると
ペットロスは、文字通り「ペットを失う事」である。これは、ペットと共に過ごす事によって培われた深い愛着・愛情が、突然に訪れるペットの「死」や行方不明などによって行き場をなくしてしまうことによって強い悲嘆に陥る。このような愛情の対象を喪失することで起きる悲嘆によって抑うつや分離症状といった心身(精神的・身体的)の症状が起きることを病理的悲嘆(pathologic grief)といい、慢性的で強い症状を経験するとペットロス昇降分と呼ばれる。
ペットロス症候群とは、ペットとの別れなどというストレスが契機になって発症した精神疾患(症候群≒病気≒疾患)を言い、診断において一致している見解として、
◇ 6か月以上の期間を経ても強度の症状が継続する(機関)
◇ 自己が認識する悲しみの感情を、発症した症状による身体的苦痛が圧倒するほど激しい(症状)
◇ 日常生活に支障をきたしている(生活への支障)という点が重視される。
Wikipedia
と記されています。
このWikipediaに記載されている【ペットロス症候群】の説明からするとその深刻さを読み取れます。
その個人にとって大切なかけがえのない存在の喪失はその対象が動物でも人間でも精神的に大きなダメージを与える出来事です。
ペットロスになってしまったら、その感情を押さえつけたり誤魔化したりせずに、受け入れ事実を直視することは必要だと思います。
しかし、ペットロスの状態から【ペットロス症候群】に移行してしまった場合飼い主本人の人生まで壊すことになってしまいます。
それは、亡くなったペットたちも望んではいないでしょう。ペットたちは自分を大切に思ってくれていた飼い主さんの幸せを望んでいると思います。
残された者は先立ったペットたちのためにも立ち直る努力をしなくてはいけないと思います。
そのためには、かなりの頑張りは必要となります。悲しみや喪失感からくる苦しみの感情・負の感情のエネルギーを亡プラスのエネルギーに変換する必要があります。
例えば、
- 思い出の写真を整理してアルバムやコラージュなどを作ってみる
- 猫や犬などペットについての知識を学びまとめてみる
- ペットの絵を描いたり、思い出をブログに綴ってみる
- 毎日、運動や散歩をしてみる
- 新しいことを勉強してみる
など、気持ちを整理したり、気分転換をしたりする努力をしましょう。
もちろん、直には難しいことだと思います。私もそうでした。でも、ペットロスから立ち直るための方法を試みることを忘れないことは大切です。
あなたの大切な子たちも、自分を愛してくれた飼い主さんが「生きた屍」状態のままなんて決して望んではいない筈です。